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署長感謝状を贈られる前田太陽さん(右)=丹波署
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署長感謝状を贈られる前田太陽さん(右)=丹波署
のじぎく賞を贈られた福川正実さん=篠山署
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のじぎく賞を贈られた福川正実さん=篠山署

 高齢女性を救助したとして、兵庫県警丹波署が会社役員前田太陽さん(54)=丹波市=と看護師西脇美樹さん(49)=同市在住=に署長感謝状を、篠山署が、会社員福川正実さん(40)=京都府福知山市=に「のじぎく賞」を、それぞれ贈った。救助された女性2人は、いずれも一命を取り留めた。両署の調べなどから再現すると-。(谷口夏乃)

 前田さんは2月25日午後7時半ごろ、車で帰宅中、自宅近くの用水路(深さ約1・2メートル、水深約10センチ)から女性(72)が顔を出しているのを見つけた。

 車から何度か声を掛けると「助けて」と、か細い声が。女性は右半身がびしょぬれだった。

 一人では心もとないと考えた前田さんは、近所の西脇さん宅へ。不在だったが、西脇さんの娘が駆け付けてくれた。前田さんが自宅から持ってきた脚立を用水路に降ろしたが、女性は衰弱のためか、自ら上がることができず、二人で引き上げた。

 そのころ、西脇さんが帰宅。女性を自宅に招き入れ、介抱した。低体温症が心配されたため、救急車が来るまで女性の体を拭いて着替えさせ、暖房で体を温めるなどの応急措置を施した。

 当時の気温は4度。同署員は「適切な対応をしていただいて、事なきを得た。朝まで浸かっていたら危なかったかもしれない」と話した。

 感謝状を受け取った前田さんは「困っている人がいたから助けただけです。西脇さんの優しさや温かさに触れ、貴重な経験でした」と話した。西脇さんにも感謝状が届けられた。

     ◇

 福川さんは3月8日午後1時20分ごろ、荷物を配達するため、丹波篠山市内の女性(87)宅を訪れた。インターホンを鳴らしたが反応がなかったため、不在票を持ってもう一度立ち寄ったところ、庭にこの女性が倒れていた。そばには洗濯物が落ちていた。

 駆け寄って声を掛けると「暑い、暑い」との返事。福川さんは脱がせた上着で女性をあおいだ。救急隊が到着するまで、自身のジャンパーを丸めて枕にして、救急隊が到着するまで付き添った。

 福川さんは「目の前で起きたことを対処しただけ。すごいこととは思っていない。でも、人を助けられたのは光栄です」と話した。

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