本紙新連載の創作童話「デブ猫ちゃん」 PRキャラバンが丹波篠山市へ

2022/03/10 22:00

記念撮影する(右から)「マル」と酒井隆明市長、「まめりん」、「まるいの」=丹波篠山市役所

 神戸新聞本紙で4月から連載が始まる創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」をPRするキャラバンが10日、兵庫県丹波篠山市を訪れ、酒井隆明市長と対面した。主人公で3歳のオス猫「マル」の着ぐるみは、同市のマスコットキャラクター「まるいの」「まめりん」と交流し、一緒に市役所本庁舎内を巡った。 関連ニュース 新年の幸せ願い「にっこり」門松、一つ一つ手作り 小野 <ひょうごきり絵探訪>丹波・常瀧寺 輝き、うねる大イチョウ泰然 <近日公開 1月のオススメ記事>がんサバイバーの阪神・原口選手、12地域の新年連載etc

 「デブ猫ちゃん」は2018年に愛媛新聞で連載が始まった。小説家の早見和真さんが文を、絵本作家かのうかりんさんが絵を担当している。今年1月まで計3シリーズが同紙に掲載され、本年度はNHKアニメも全国放送された。
 「兵庫シリーズ」は4月16日にスタート。11月ごろまで本紙朝刊で毎週土曜日に掲載し、マルが兵庫五国を巡る。連載開始を前に、兵庫県民に広く知ってもらおうと、神戸新聞社がデブ猫キャラバンを結成し、県内各市町を巡っている。
 酒井市長は「丹波篠山には城や町並み、おいしいものもたくさんある。マルにぜひ味わってほしい」と期待していた。(金 慶順)

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