丹波市、５～１１歳のコロナワクチン　４月２３、２４日集団接種

　兵庫県丹波市は、５～１１歳の新型コロナウイルスワクチン接種について、１回目の集団接種を４月２３、２４日午後、市立看護専門学校体育館（丹波市氷上町石生）で行う。接種券は３月１８日に発送する。 関連ニュース 【感染症とケネディ氏】米国ではしか猛威、死者も　「反ワクチン」長官影響か 兵庫県のコロナワクチン副反応相談窓口、31日に終了 【アフリカのワクチン生産】コロナ後も遠い自給自足　米援助凍結追い打ちに

　使用ワクチンは小児用ファイザー製。集団接種の予約は、専用ウェブサイトとコールセンター（ＴＥＬ０５７０・０８８・０９１、平日午前９時～午後５時）で受け付ける。２回目接種は５月１４、１５日午後。個別接種は集団接種の終了後で、市健康課によると、市内数カ所の医療機関で予定している。
　市内在住の５～１１歳は約３６００人。接種開始に当たり今月１～１４日、対象児童の９１・６％が登録する市の「予防接種実施判定システム」で、保護者にアンケートを実施。７日時点で１１２７人が回答した。
　それによると、ワクチン接種を「希望する」と答えたのは２３・９％（２６９人）▽「希望しない」は２８・２％（３１８人）▽「様子を見て接種したい」は４７・９％（５４０人）だった。接種への不安が「大いに」あるいは「少し」あると答えた人は計９８・９％（１１１５人）▽不安はないと答えた人は１・１％（１２人）。
　同課担当者は「接種は強制ではない。集団接種まで時間があるので、家族でゆっくり相談してほしい」と話している。（真鍋　愛）