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全長約9メートルのタルボサウルス全身骨格=丹波竜化石工房ちーたんの館
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全長約9メートルのタルボサウルス全身骨格=丹波竜化石工房ちーたんの館
特別展入り口で迫力満点に来場者を出迎えるティラノサウルスロボット=丹波竜化石工房ちーたんの館
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特別展入り口で迫力満点に来場者を出迎えるティラノサウルスロボット=丹波竜化石工房ちーたんの館
ティラノサウルス一族と背比べができるコーナーも=丹波竜化石工房ちーたんの館
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ティラノサウルス一族と背比べができるコーナーも=丹波竜化石工房ちーたんの館

 「最強の恐竜」と名高いティラノサウルス・レックスは、元々は小柄だった? ティラノサウルス一族の進化をたどる特別展が、丹波竜化石工房ちーたんの館(兵庫県丹波市山南町谷川)で開かれている。全長約9メートルのタルボサウルスの全身骨格のほか、実物大のティラノサウルス頭部を模したロボットなど、約20点が並んでいる。

 「ティラノサウルス一族の進化~恐竜の王者が君臨するまで~」(神戸新聞社主催)。同県丹波篠山と丹波両市を通る約1億1千万年前の地層「篠山層群」では2009年、ティラノサウルス一族の前顎の歯2点が見つかっている。

 同館職員、朝永悠斗さん(24)によると、一族の起源は中期ジュラ紀(約1億6700万年前)。当時のティラノサウルス一族は小柄だったという。一族の原始的な恐竜の1種とされるグアンロンは150センチほどしかなく、大型肉食恐竜シンラプトルなどの陰に隠れ、生息していたとみられる。

 前期白亜紀(約1億4500万年前)に入ると、中型からやや大型のティラノサウルス一族が出現。篠山層群から出た歯の化石は、同時期にアジアで生息していたシオングアンロンとの類似点が指摘されている。会場には歯の化石のレプリカや化石を元に作られた想像模型を展示している。

 最も目を引くのが、大型恐竜タルボサウルスの全身骨格だ。獲物を狙って走りだすような前傾姿勢は迫力満点。古代ギリシャ語で「恐怖を抱かせるトカゲ」の意味がある。一族が大型化した後期白亜紀の約7400万~7千万年前、アジアで生息していたとされる。

 朝永さんは「子どもの目線でも頭部をじっくり観察できる。これほど近くで見られる施設は全国でも珍しいです」とPRする。

 会場には、頭を動かして骨をバリバリとかむティラノサウルスのロボットもがある。体長最大13メートルで陸上生物のトップに君臨したティラノサウルス・レックスの頭骨標本も。ティラノサウルスとともに恐竜界のスター、トリケラトプスの幼体の頭骨標本なども並ぶ。

 祖父、妹と訪れた同県西脇市の男児(7)は「タルボサウルスが好き。大きくてかっこいい」と目を輝かせていた。

 9月4日まで(ティラノサウルスロボットは8月21日まで)。午前10時~午後5時。大人210円、小中学生100円。同館TEL0795・77・1887

(真鍋 愛)

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