法隆寺など多くの寺院を建設した偉人、聖徳太子。その功績から大工や左官ら職人たちの間では、古くから職能神としてまつられ、同業関係者で集う職業講「太子講」が営まれてきた。丹波市春日町の「国領太子講」もその一つ。地元の進修小学校で校内設備を修繕する奉仕活動に取り組んだ。他地域ではほとんどが活動をやめてしまっているが、同地域では高齢化などの課題と向き合いながら、地域貢献の思いを大切に集いを守り継いでいる。（秋山亮太）
建築業者の「太子講」脈々と継承 今年も小学校修繕の奉仕活動「次の子どもたちのために」
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