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福島県の原発事故について講演した荒木田岳准教授=東播磨生活創造センター「かこむ」
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福島県の原発事故について講演した荒木田岳准教授=東播磨生活創造センター「かこむ」

 東日本大震災から6年となる11日を前に、福島県の原発事故について考えるイベント「あれから6年 福島の今とつながる」が4日、東播磨生活創造センター「かこむ」(兵庫県加古川市加古川町寺家町)であった。福島大学の荒木田岳(たける)准教授(47)が国などの事故対応や、その後の社会の変化などについて講演し、約80人が聞き入った。

 播磨地域で活動する住民グループ「脱原発はりまアクション」が主催。荒木田さんは地方行政専攻で、原発事故後は住民の放射線被ばくを懸念し、自主的な除染活動や情報発信に取り組んでいる。

 講演で、事故現場では事前の対策に沿った対応が行われた一方、周辺住民には正確な情報がすぐに伝えられず、避難が遅れたと指摘。その後も被災地の高い放射線量を追認して安全基準を緩和し、住民の被ばくが続いている-と国や自治体などの対応を批判した。

 荒木田さんは「政府は手に負えない問題から自分たちを守ろうとした。住民に被ばくを押しつけても平気になり、事故は日本社会をも崩壊させた。権力に惑わされず、一人一人が主体的に言いたいことを言える状況をつくらないと」と力強く語った。(伊丹昭史)

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