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ユニークな将棋の駒と盤を制作した織田悦雄さん(左)と菅聡一郎さん=加古川市八幡町宗佐、織田建具店
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ユニークな将棋の駒と盤を制作した織田悦雄さん(左)と菅聡一郎さん=加古川市八幡町宗佐、織田建具店

 「棋士のまち」を掲げる兵庫県加古川市で将棋文化を盛り上げようと、地場産業「国包建具」の職人と地元の創作人形作家が、戦国時代の世界観を表現した将棋の木製駒と盤を制作した。武将をモチーフにした人型の駒は、刀や、やりなどの装飾にこだわり、盤は格子状の盤上や木枠に建具の技術を応用。21日夜に同市内である加古川青流戦決勝の交流レセプションで展示される。

 駒は、高さ9・5~12・5センチ。駒ごとに形状や、樹脂粘土製の装飾品を変え、個性を出した。セットの駒とは別に、玉将は豪華版として織田信長、武田信玄、伊達政宗仕様の3パターンも作った。

 盤は77センチ四方。合戦場をイメージし、一部に廃材を使うなど荒々しい雰囲気に仕上げた。駒の収納箱や、「成金」を示す真ちゅう製札も手作りし、セットを「BUSYO-GI(ブショーギ)」と名付けた。

 制作したのは、建具職人の織田悦雄さん(53)=同市八幡町宗佐=と、工務店に勤務する人形作家の菅聡一郎さん(45)=同市加古川町。織田さんが木工部分、菅さんがデザインや装飾品を担当した。

 織田さんは9月、地域の伝統文化を伝えるイベントに木工の駒を出品。駒は会場を訪れた加古川青流戦関係者らの目に留まった。21、22日の加古川青流戦決勝3番勝負で、対局する井出隼平四段と西田拓也四段を迎えるレセプションで紹介されることに。織田さんは菅さんと相談し、より精巧で、スケールの大きい物を作ろうと決めた。菅さんは「遊び心でどんどんイメージが膨らんだ」と話す。

 約1カ月かけて完成した共作に、菅さんは「視覚的に分かりやすいので、若い世代を中心に将棋のファン層が広がれば」と期待。織田さんは「今後は地元のイベントなどで使ってほしい」と活用法を提案した。(辰巳直之)

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