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参拝客の中に分け入り、暴れ回る鬼=加古川市加古川町北在家、鶴林寺
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参拝客の中に分け入り、暴れ回る鬼=加古川市加古川町北在家、鶴林寺

 新年の無病息災と五穀豊穣を祈る伝統行事「修正会」が8日、兵庫県加古川市加古川町北在家の鶴林寺で催された。2体の鬼が本堂を練り歩く「鬼追い」の儀式があり、参拝客約400人が詰め掛け、「どいやしょー」という大声で鬼を追い払った。

 鬼追いは平安時代に始まったとされ、市の無形文化財に指定されている。地域住民らがつくる「鬼追い保存会」が、儀式を受け継いでいる。

 この日は、行事のいわれを盛り込んだ謡曲が奉納され、僧侶が読経。続いて尾上小6年の4人がふんする子鬼が現れ、柳の杖で床を打ち鳴らした。

 拍子に合わせて赤と青の親鬼が登場。赤鬼はたいまつやおの、青鬼は矛を手に、四股を踏みながら本堂の内外を計7周半練り歩いた。途中、何度も参拝客の中に入って襲い掛かり、子供たちは泣きながら「どいやしょー(悪いやつめ)」と声を枯らした。鬼は次第におとなしくなり、最後は改心した。

 加古川町溝之口の女児(5)は目を潤ませ「怖かったけれど、泣くのを我慢して、一生懸命に声を出したよ」と話していた。(本田純一)

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