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10周年企画展に並ぶ「水鳥形埴輪」=県立考古博物館
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10周年企画展に並ぶ「水鳥形埴輪」=県立考古博物館

 兵庫県立考古博物館(播磨町大中1)は、開館10周年を記念した企画展「ひょうごの遺跡2009~2018」を20日~3月25日に開く。現在調査している3遺跡の研究速報に加え、水鳥形埴輪など、10年間の成果から19遺跡の出土品をえりすぐる。「ひょうごの遺跡」展としてはこれまでで最多の約300点を展示。「10年間の集大成。兵庫の古代に触れてほしい」と呼び掛けている。(本田純一)

 同博物館は弥生時代の遺構、大中遺跡に隣接し、2007年に開館。県内の発掘調査や出土品の保管・展示に取り組み、これまでに200以上の遺跡を調査した。

 宗佐遺跡(加古川市)では昨年6~8月の調査で、奈良時代の役所の遺構が確認された。企画展では、すずりなどを展示する。豊岡市の南構遺跡や新温泉町の和泉谷・津原古墳群の出土品も並べる。

 一方、池田古墳(朝来市)からは08~10年度の調査で、水鳥形の埴輪が出土。水鳥の親子が戯れる様子をかたどったものもある。かわいらしいだけでなく、古墳時代の葬送儀礼を考える上でも貴重だという。

 九蔵遺跡(南あわじ市)で見つかった直径約24ミリの「銀の和同開珎」は、朝廷から贈られたものとみられる。遺跡周辺が当時、海産物の拠点だった可能性を示すという。

 同館の社会教育推進専門員、深井明比古さん(63)は「さまざまな年代の、代表的な資料が一堂に並ぶ。多くの人に関心を持ってもらえたら」と話している。

 午前9時半~午後5時。一般200円、大学生150円。高校生以下無料。月曜休館(2月12日は開館し、13日に休館)。同館TEL079・437・5589

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