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「基幹種雄牛」づくりに挑む高校生ら=加古川市平岡町新在家、兵庫県立農業高
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「基幹種雄牛」づくりに挑む高校生ら=加古川市平岡町新在家、兵庫県立農業高

 兵庫県立農業高校(加古川市平岡町新在家)の動物科学科が、但馬牛の父親となる種牛「基幹種雄牛」づくりに挑戦している。県内全体で毎年12頭しか指定されない最高級の牛で、高校としては異例の取り組み。生徒らは「熱意を代々引き継ぎ、県農の名を但馬牛の歴史に刻みたい」と夢を描く。(本田純一)

 基幹種雄牛は、良質な肉を伝え残す役割を担う。県畜産課によると、先祖が全て但馬牛であることが前提。実際に交配させ、子牛の肉質を調べた上で県が指定する。牛は毎年見直している。

 同校は2009年から、基幹種雄牛の生産を視野に、母親の候補となる雌牛を育ててきた。現在は10頭を飼育し、うち2頭は同校の同窓会「錦江会」から寄贈を受けた。卒業生らの支援で、専門的な飼育の知識も得たという。

 今年はまず、種雄牛の母親に適した雌牛として指定されることを目指す。子が生まれ、基幹種雄牛と指定される可能性があるのは早くても7年後になる。

 「基幹種雄牛をつくるには優れた血統だけでなく、愛情と丁寧な世話が欠かせない」と同科の池本賢紀教諭(46)は強調する。同校では、課外活動の「肉牛研究会」の1、2年生計5人が中心となり、雌牛を飼育。餌やりや体調管理を週末も欠かさず続けている。

 2年の男子生徒(17)は「先輩たちから受け継いだかわいい牛が、基幹種雄牛の母親になってくれたらうれしい。その時、教師になって立ち会えたら」と目を輝かせた。

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