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新会社を設立して営業を続けるヤマトヤシキの加古川店=加古川市加古川町篠原町(撮影・辰巳直之)
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新会社を設立して営業を続けるヤマトヤシキの加古川店=加古川市加古川町篠原町(撮影・辰巳直之)

 老舗百貨店のヤマトヤシキ(兵庫県姫路市)が会社清算を検討していることが明らかになった26日、加古川店のある加古川市でも衝撃が広がった。新会社が同店の営業を続ける方針だが、現状のまま維持されるのかは不透明で、関係者らは“加古川の玄関口”を担う店の今後を注視している。

 JR加古川駅前の加古川店は、閉店した「加古川そごう」の後継店として2001年春にオープン。当時、商工会議所や市の関係者らが奔走して誘致にこぎ着けた経緯がある。

 市民にも、そごう閉店時の記憶が新しいだけに懸念は強い。食料品などの買い物でよく利用するというパートの女性(50)=同市野口町=は「そごうの閉店後に(ヤマトヤシキに)変わった時にはほっとしたが、また変わるなんて。百貨店が無くなるのは困るので、頑張ってほしい」と話した。

 店内に売り場を持つ婦人服店経営の立岩成晃さん(53)は、全従業員をいったん解雇する会社の方針について「朝礼に同席した時、従業員が『仕事を見直し、お客さまにきちんと向き合おう』などと声を掛け合っている姿を見ていただけに、残念だ」と驚きを隠せない。また、閉店する姫路店に売り場を持つ店が移転してくることも想定され、「既存の店に影響がないだろうか、と不安は尽きない」と話す。

 同じビルのテナントで婦人服店の店長、柴田秀敏さん(66)は「加古川店に力を入れると聞いて期待していた分、ショックだ。不安もあるが、転機と捉えて再起してほしい」と話した。(切貫滋巨、小尾絵生)

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