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ため池の現状を住民から聞く研究者ら=加古川市志方町西牧
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ため池の現状を住民から聞く研究者ら=加古川市志方町西牧

 兵庫県東播磨地域のため池を維持する方法を探るため、京都大と神戸大、兵庫県立大の合同チームが31日、加古川市内の地域住民から聞き取り調査をした。東播磨県民局が委託。同地域のため池は農家の減少や高齢化により、今後の管理方法が課題になっている。チームは解決策を模索し、同様の問題を抱える全国の農村部などに発信したい考えだ。

 東播磨地域の3市2町には、ため池が562カ所ある。農業用水として使われるほか、水害を防ぐ治水などの役割を担っている。チームは、ため池を守るには農家以外の住民も一緒になり、地域づくり全体を見詰め直す必要があるとして、調査研究を始めた。

 この日は研究者ら5人が、加古川市西部の5カ所で現状や課題を聞き取った。「若者が減り、今後は草刈りなどの負担が増える」「地元任せの管理は限界で、将来が見通せない。行政の支援がもっと必要」などの声が相次いだ。一方で、ため池への関心を高めるため、積極的にイベントを催している地区もあった。

 京都大大学院農学研究科の落合基継研究員(農村計画学)は「農業者が減るなど、地域住民の生活が一変したが、ため池管理の大変さは変わっていない。持続可能な仕組みを、新しく考えていきたい」と話した。(本田純一)

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