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加古川飛行場について講演する上谷昭夫さん=加古川総合文化センター
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加古川飛行場について講演する上谷昭夫さん=加古川総合文化センター

 兵庫県加古川市のご当地検定「かこがわ検定」受検者を対象とした「かこがわ学講座」(神戸新聞社後援)が3日、同市平岡町新在家の加古川総合文化センターで始まった。初回は、戦史研究家の上谷昭夫さん(79)=高砂市曽根町=が講師を務め、戦時中の陸軍加古川飛行場の歴史について、映像や写真を交えて語った。

 加古川観光協会などの主催。地域の歴史や文化を知ってもらおうと、2月の毎週土曜日に開講する。初回は95人が参加した。

 上谷さんは、沿岸部にあった同飛行場が、沖縄や東南アジアへ向かう戦闘機の整備拠点として果たした役割などを説明。聞き取り調査で、尾上町の住民が爆弾の点火装置を作っていたことも判明したといい、「軍需産業に従事した住民は多い。『命を奪う装置を作った』といまだに後悔を口にする人もいる」と述べた。

 戦争末期には特別攻撃隊の中継基地になり、大勢の若者が鹿児島県の知覧基地を経て出撃。上谷さんは「隊員にとって加古川は最後の時間を過ごす場所だった。悲しい現実だが、飛行場の歴史にもっと関心を持ってもらいたい」と話した。

 検定は3月10日。受検者受け付け中で、講座にも途中参加できる。次回は2月10日で、市公設地方卸売市場の見学ツアーなどを予定。同協会TEL079・424・2170

(津田和納)

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