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自身が魅せられた風景を刺しゅうで表現する石飛政子さん=加古川市加古川町粟津
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自身が魅せられた風景を刺しゅうで表現する石飛政子さん=加古川市加古川町粟津
2ミリ四方のクロスステッチで、色の濃淡を細かく縫い上げている
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2ミリ四方のクロスステッチで、色の濃淡を細かく縫い上げている

 風景を刺しゅうで表現する石飛政子さん(73)=兵庫県市川町奥=の初の個展「クロスステッチで風景を」が23日~4月1日、加古川市加古川町粟津の「あかりの鹿児資料館」で開かれる。姫路城や灘のけんか祭りなど、心動かされた風物を緻密に縫い上げた23点が並ぶ。(広岡磨璃)

 石飛さんは看護師を退職した15年ほど前から本格的に刺しゅうに親しみ、感動した風景を作品として残そうと、自身で撮影したり、撮影者の了解を得たりした写真を刺しゅうの題材にしている。約40年、加古川市平岡町に住み、11年前に市川町に移住。なじみ深く、友人も多い加古川を初個展の場に選んだ。

 写真をパソコンで取り込み、夫の協力を得て図案化。布に2ミリ四方の細かさで手縫いしていく。多いときは1作品に100色以上を使い、「色のアクセントを少し加えることで、風景に立体感を出している」と話す。集中するため午前2時から作業し、1作品に4カ月から1年半かける。

 会場には姫路城とサクラを縫い上げ、ついたてにした「春爛漫」を展示。今年の姫路市美術展工芸の部で市長賞を受けた。このほか、躍動する祭り屋台や、故郷・鹿児島県出水市に渡来するツルなど各地の名勝が並ぶ。石飛さんは「家族や友人へ感謝の気持ちでいっぱい。見た方が少しでも心和ませてもらえればうれしい」と話している。

 フェルメールの名画など、風景以外の作品もある。制作途中の布を会場に置き、ステッチの体験もできる。午前10時~午後5時(最終日は同3時まで)。26日休館。同館TEL079・421・2191

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