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算数の授業の後の対局。「子どもたちに負けることもあります」と竹森さん=稲美町国安
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算数の授業の後の対局。「子どもたちに負けることもあります」と竹森さん=稲美町国安
将棋教室の隣で、子どもたちに算数を教える竹森和夫さん=稲美町国安
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将棋教室の隣で、子どもたちに算数を教える竹森和夫さん=稲美町国安

 算数が得意になれば、将棋も強くなる? 算数・数学と将棋の関連性に着目した将棋教室が、兵庫県稲美町国安のふれあい交流館で開かれている。将棋サークル「稲美野将棋倶楽部」で、対局前の子どもたちに算数の授業を行う。将棋にも必要な考える習慣や分析力が身に付くといい、人気を集めている。(津田和納)

 「先生、宿題やってきたで」。1日、数学講師の竹森和夫さん(66)=姫路市飾磨区=が、同施設の一室で4~10歳の11人を出迎えた。「早く将棋したい」とぼやく子どもを、「今日は規則性の問題に挑戦しよう。おもろいで」と諭す。出入りは自由だが、ほとんどの子が真剣な表情で最後まで授業を受けた。

 竹森さんは約30年にわたり、予備校で教壇に立つベテラン講師。3年前に同サークルの福田薫代表(65)と知り合い、将棋と算数を組み合わせることを提案した。昨年11月から月2回、教室に合わせて授業をしている。

 少年時代は数学が苦手だったという竹森さん。中学時代に、憧れのプロ棋士内藤國雄さんが「将棋と数学の関係は深い」と話しているのを知り、猛勉強を始めた。好きな将棋と関連付けながら学ぶことで成績が伸びたという。竹森さんによると数学を学ぶ効果は、記憶力が伸びる▽応用力が培われる▽系統に基づいた分析や研究ができるようになる-など数多くあるといい、「いずれも将棋に必要な力で、学びの相乗効果は大きい」と主張する。

 初回から参加する男児(8)=加古川市=は「授業の後は、次の手がすぐに思い付くし、詰め将棋もよく分かるようになった」と絶賛する。竹森さんは「自分で考えた一手で勝つことで、成功体験につながる。算数も同じ。挑戦する心や発想力を大切に指導したい」と力を込める。

 サークルは第1~4日曜の午後に開催。会員を募集中。

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