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認知症介護の「知恵袋」を発刊した「加古川元気会」のメンバー=加古川市野口町長砂、リバティかこがわ
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認知症介護の「知恵袋」を発刊した「加古川元気会」のメンバー=加古川市野口町長砂、リバティかこがわ

 認知症の人と介護者がともに穏やかに暮らせるためのノウハウを共有しようと、市民団体「加古川認知症の人と家族、サポーターの会(加古川元気会)」が、会員の寄稿を冊子「知恵袋-寄り添って思うこと-」にまとめた。会話や入浴、服薬管理など、実体験に基づく約60の知恵を紹介している。

 認知症当事者を含む5人が編集に当たり、会員40人の投稿を13項目に分けて掲載した。その一つ「会話・コミュニケーション」に多くの声が寄せられた。

 例えば、夕方になると「魚を買いに行く」と言う認知症の人には、「日曜で市場が休み」「台風で漁がない」と、善意のうそをつく。旅行の際はなじみの旅館に宿泊するなど行程を分かりやすくし不安を和らげるなど、本人の気持ちに寄り添いながら、介護者も前向きに過ごすためのこつが寄せられた。

 このほか、誤嚥の防止策や排せつ後の片付けなど、各自が実践している手法を掲載。100円ショップの製品を活用するなど、工夫がうかがえる。編集委員会代表の岡部美智子さん(80)は「懸命に介護してきた中から生まれた知恵ばかり。読む人にとって何らかの支えになるはず」と話す。

 兵庫大による高齢者に優しいおせちのレシピや、会員の中島友子さんが介護生活からつづった詩も掲載している。A4判40ページ。200部。無料配布しており、希望者には電子データでも提供する。(広岡磨璃)

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