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稲美町役場=兵庫県稲美町国岡1
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稲美町役場=兵庫県稲美町国岡1

 任期満了に伴い、兵庫県稲美町長選が5月8日に告示、同13日に投開票される。これに合わせ、欠員1となっている同町議会議員の「再選挙」もある。前回の町議選は2015年9月。なぜ、約2年8カ月を経ての再選挙なのか。しかも来年9月には任期満了に伴う町議選が控える。町長選と町議再選挙。異例の“ダブル選”の事情を取材した。(津田和納)

 ■3人落選、欠員1

 15年の町議選は定数16に対し18人が立候補。16人が当選するはずだったが、3人が当選に必要な法定得票に届かず、落選してしまった。

 法定得票は有効投票総数を定数で割った数の4分の1以上。このとき、法定得票数は206票だったが、16番目の候補で195票しかなく、3人が落選。異例の欠員1が生じた。議会は15人で運営し、その後、定数削減を議論。17年9月に2議席減らすことを決めた。来年9月の町議選は定数14で争われる。

 ■再選挙なぜ今

 前回の町議選から約2年8カ月。その後、参院選や衆院選、県知事選もあったが、欠員1を埋める再選挙が行われることはなかった。なぜか-。町選挙管理委員会は次のように説明する。

 「公職選挙法では定数の6分の1を超える欠員が出た場合、50日以内に再選挙や補欠選挙などを行わなければならない。しかし、稲美町議会の欠員は1人。法律に当てはまらなかった。また、国と地方公共団体の選挙では、選挙費用の出どころが異なり、告示日や期日前投票の期間の調整も難しく、同時に実施することは困難だった」

 そこで今回、町長選と同日に行うことにしたという。

 ■合理性を重視

 再選挙が2年8カ月後で、しかも任期は来年9月までしかない。地方自治に詳しい兵庫大学の田端和彦教授は「やり直しの選挙としては、時期が遅いので違和感はある」とする一方、単独の再選挙と同日のダブル選を比べると経費が約半分に抑えられ、「総合して合理的な判断」と理解を示す。

 当選後の任期は1年余り。しかも、次の選挙の定数は16から14に減る。

 前回の町議選で落選した男性は再選挙に立候補する意向。「現在の議員定数は16人で、欠けた分の民意は反映されていない。任期は短くても、住民の代表を選ぶ選挙を行う必要はある」と話している。

 町選管は13日、立候補予定者説明会を町立コミュニティセンターで開く。町長選は午前10時から、町議再選挙は午後1時半から。町選管は新人は本人の出席を呼び掛けている。町選管TEL079・492・9131

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