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地域住民らに防災講座を開くメンバー。(右から)小柳美樹男さん、田部稔さん、赤堀敬二さん=高砂市松陽
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地域住民らに防災講座を開くメンバー。(右から)小柳美樹男さん、田部稔さん、赤堀敬二さん=高砂市松陽
小柳さん手製の部屋の模型。地震に備え、安全な家具の配置を教える
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小柳さん手製の部屋の模型。地震に備え、安全な家具の配置を教える

 防災・減災の知識を広めようと、兵庫県高砂市などの防災士ら8人が「ひょうご防災研究会」を立ち上げ、活動を始めた。地域住民を集めた講座の開講や、要請に応じて講師の派遣などを行い、災害時の備えについて、それぞれの得意分野を生かして解説する。発起人で代表の小柳美樹男さん(76)=高砂市=は「震度6強の地震が起きても死者を出さないまちづくりを実現したい」と意気込む。

 小柳さんは阪神・淡路大震災で自宅の家具が動き壁にひびが入るなどした経験から、防災への備えの大切さを痛感。2005年に防災士資格を取得した。防災士のグループで活動していた時期もあったが、この5年ほどは単独で勉強を重ね、地元の幼稚園や保育園などで防災講座を開いてきた。

 3、4年前から高砂市の総合防災訓練でブースを出店。防災士仲間の赤堀敬二さん(69)=同市=らの協力が得られるようになり、グループ化を検討してきた。「公的機関、民間グループなどが発信する情報には古い防災情報もある。新しく、正確な知識を伝える必要性を感じていた。同じ志の仲間がいるのは心強い」と小柳さん。

 研究会は昨年4月に立ち上げ、今年から活動を本格化。メンバーの得意分野が異なるため、それぞれの特長を生かしたグループ運営を目指す。2月に高砂市内で防災講座を開いた際には、建築会社役員の田部稔さん=姫路市=が、住宅の耐震化などについて語った。ほかは、小柳さんが家具の固定や防災マップ作り、赤堀さんは自主防災組織や自然災害の仕組みなどに詳しく、要望に応じて幅広い分野に対応できるという。

 防災士以外も所属可能で、「互いに刺激し合い、講師として自ら発信していけるメンバーを増やしたい」とする。

 主に東播地域で活動。講師依頼などは随時受け付ける。(小尾絵生)

【防災士】 NPO法人日本防災士機構(東京都)が認定する民間資格。取得には12コマ以上の研修と試験、救急救命講習の修了が必要となる。2017年度末時点で、全国で約14万7500人が認定されている。兵庫県で防災士資格に必要な研修が受けられるひょうご防災リーダー講座には、04年の開始以来、17年度末までに計2467人が受講した。

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