東播

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ミニ四駆を走らせるレース参加者ら=高砂市高砂町、田中屋模型店
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ミニ四駆を走らせるレース参加者ら=高砂市高砂町、田中屋模型店
改造を施した自慢のミニ四駆=高砂市高砂町、田中屋模型店
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改造を施した自慢のミニ四駆=高砂市高砂町、田中屋模型店

 モーターで走る模型自動車「ミニ四駆」のレースが、兵庫県高砂市高砂町鍛冶屋町の「田中屋模型店」で、30年以上続いている。この夏には通算350回となり、全国でも屈指の老舗コースという。模型専門店が次々に姿を消す中、小学生から70代までの約50人が、真剣なまなざしでスピードを競っている。

 ミニ四駆は全長15センチ程度の組み立て式模型で、価格は千円前後。モーターを交換したり、車体を改造したりして競走する。メーカーのタミヤ(静岡市)によると、1982年から累計で約1億8千万台を販売。全国の模型店などがレースを開くが、同社は「30年以上も続いているのは珍しい」と驚く。

 同店は85年ごろからレースを始め、現在は約110メートルのコースで月に2回催す。高砂や加古川市のほか、県外のファンも出場。店主の田中清之さん(70)は「かつては子どもばかりだったが、今は大人が中心で、改造の技術が格段に向上した」と話す。

 今月、同店で開かれたレースには約20人が参加した。車体を削って軽量化し、ベアリングを組み込んで摩擦を減らすなど、思い思いの改造を施した車体で競い、通常の約2倍、時速30キロを出した人もいた。

 加古川市の建設業の男性(34)は、2年前に息子の影響で始めた。「改造の腕次第で、子どもが優勝することもある。年齢に関係なく楽しめ、交流できるのがいい」と魅力を語る。当初から参戦している同市の土木業の男性(56)は「参加者同士の仲が良いから、こんなに続いてきたのかな」と笑う。

 店主の田中さんは「ほとんど人が集まらない時期もあったが、ファンがいる限りやめられなかった。500回を目指して頑張りたい」と意気込んでいる。

 レースは、毎月第1、3日曜日の午後1時半~3時。参加費300円で、申し込み不要。同店TEL079・442・0813

(本田純一)

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