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岸本家ゆかりの古文書が並ぶ展示コーナー=高砂市立図書館
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岸本家ゆかりの古文書が並ぶ展示コーナー=高砂市立図書館

 兵庫県高砂市高砂町北本町の旧家、岸本家ゆかりの古文書が、同市米田町米田の市立図書館で展示されている。1994年に同家から市に寄贈された古文書など約2800点の中から11点を公開。江戸時代の学問所「申義堂」(高砂町横町)と岸本家の関わりなどを紹介している。28日まで。

 市が所有する古文書を市民に見てもらう機会をつくろうと、市が初めて企画。今後、年2回程度のペースでさまざまな古文書を展示するという。

 岸本家は江戸時代中期、印南郡大国村(現加古川市西神吉町)から分家が高砂に根づき、木綿問屋として栄えた。地元自治組織の長に当たる「大年寄」として行政の一端を担う有力な商家だった。また姫路藩で木綿取引を統括する「六人衆」の一人となり、姫路藩の財政再建に重要な役割を果たした。

 申義堂は、姫路藩の家老、河合寸翁が岸本家に命じて設立したとされる。当初は高砂町北本町にあったが、現在は移転復元され、市の指定文化財。公開された古文書には、岸本家から姫路藩に献上した銀の受取証や、申義堂運営のために藩が年貢米の減免を認める書類などがあり、藩と岸本家の結びつきの深さがうかがえる。

 岸本家を継ぐ岸本順子さん(75)は「姫路藩の東端で栄えた高砂の歴史を知ってもらう機会になれば」と話している。

 無料。午前9時半~午後8時。市教育委員会生涯学習課文化財係TEL079・448・8255

(小尾絵生)

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