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東播磨地域3市2町の名産品をPRする動画(東播磨県民局提供)
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東播磨地域3市2町の名産品をPRする動画(東播磨県民局提供)

 「東播磨地域」を存在感の薄い女性アイドルに見立てた動画を制作した兵庫県東播磨県民局。自虐的なCMで話題を集めるつもりだったが、兵庫県明石市の泉房穂市長が「明石はそんなマイナーではない」と猛抗議したため、動画配信がストップしたままだ。これに対し、加古川市の岡田康裕市長が「停止は残念」と県民局にエールを送り、泉市長の言動に「ため息が出る」と不快感を示した。

 東播磨地域は、県南部の明石、加古川、高砂市と稲美、播磨町の3市2町。

 岡田市長は、動画が3月に配信された直後、歓迎のコメントを自らのフェイスブックに掲載。25日の神戸新聞の取材に、「『自虐』は多くの人に親しんでもらいやすく、決してイメージを損ねる動画ではない。停止は残念」と話した。

 泉市長に対しては「観光をPRする際に広域的な協力は必要。考え方に少し違いがあっても、懐深く受け止めるべき」と指摘。また、「明石は全国ブランド。県民局目線ではなく、自治体ごとにPRすべき」などとする発言に、岡田市長は「『明石を他の市町と一緒にするな』と言っているように受け取れる」と怒りをあらわにした。

 岡田市長はフェイスブックに「明石市が、加古川市などと露骨な形で比較し、自らがより優れているようにみせる手法で、広報活動をしてきた。非常に腹立たしい」とも記述している。

 他の1市2町も県民局に好意的。高砂市秘書広報公聴室の担当者は「地域のイメージアップや、観光客誘致につなげようという意図が伝わる」とコメント。稲美、播磨町も自虐的動画を歓迎しており、「県民局と一緒に地域を盛り上げていきたい」としている。

 PR動画はユーチューブで3月に公開。県南部の3地域を「東播磨ちゃん」「神戸ちゃん」「姫路ちゃん」という3人のアイドルグループに設定し、神戸や姫路に比べて魅力に乏しい東播磨ちゃんが、周囲に励まされ、自らの良さに気付きながら成長する姿を描いている。制作した東播磨県民局は現在、再配信の方法を検討している。(本田純一)

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