東播

  • 印刷
動画一覧へ
王将戦の激闘を振り返る久保利明王将(左)=加古川市役所
拡大
王将戦の激闘を振り返る久保利明王将(左)=加古川市役所

 将棋の王将位を防衛した兵庫県加古川市出身の久保利明王将(42)が26日、同市役所を訪れ、岡田康裕市長らに喜びを語った。久保王将は「これまでで一番タイトルへの思いが強かった。気負いすぎて第1局はぼろ負けしたが、2局から自然体で臨めた」などと激闘を振り返った。

 久保王将は今年1~3月の第67期王将戦7番勝負で、豊島将之八段(27)の挑戦を受けた。第2局から3連勝で王手をかけ、6局を制して対戦成績4勝2敗で防衛した。王将位は2年連続、通算4期目の獲得。

 久保王将は、昨秋に同市将棋協会前会長の柿本武男さんが亡くなったことに触れ、「小学生のころからずっと応援してもらった。『王将を防衛せなあかん』と言われていたと聞き、力が入った」と打ち明けた。「挑戦者は勢いがあったが、(2局以降)なんとか立て直すことができた」

 近年の好調ぶりについて問われ、「タイトルを取るぞ、と思うと取れなかった棋士人生。頂上を見ながら山を登るのではなく、一歩ずつ登って気付けば頂上、というほうが自分に合っている」と気持ちの変化を語った。通算10期の獲得が必要な永世王将については「果てしなく遠い」と笑いつつ、「可能性がある限りは頑張りたい」と話した。

 また中学生、小学生の娘2人が将棋に夢中になっていることも披露。「女流棋士になりたいと言っており、楽しみだ」と父親としての一面も見せた。

 最後に「熟慮断行」と揮毫した木製の盾を贈った。「考え抜いた上で思い切って実行する」という意味があるという。(切貫滋巨)

東播の最新
もっと見る

天気(12月11日)

  • 12℃
  • 5℃
  • 70%

  • 11℃
  • 2℃
  • 80%

  • 11℃
  • 3℃
  • 60%

  • 12℃
  • 3℃
  • 80%

お知らせ