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建て替え計画を断念した高砂火力発電所=高砂市梅井6
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建て替え計画を断念した高砂火力発電所=高砂市梅井6

 27日に電源開発(Jパワー)が断念の方針を発表した高砂火力発電所(兵庫県高砂市梅井6)の建て替え計画。環境への影響を懸念していた市民団体が、決定を歓迎する一方、波及効果を期待していた地元経済界からは「残念だ」とする声が上がった。今後、建設を予定していた土地の活用に注目が集まるとみられる。

 市民ら有志でつくる「高砂の石炭火力発電所増設を考える会」の野々村美知代共同代表(70)は「出力が倍以上になるので、二酸化炭素排出量の増加も懸念されていた。断念は喜ばしい」と話した。さらに「環境への負荷を考えると、稼働が続く現行の発電所も再生エネルギーに切り替えてほしい」と要望した。

 高砂市内の企業経営者は「建設工事や稼働後の関連事業などで、地元への経済効果を期待していたのに」と残念がる。今後の建設予定地については「製造業に利用してもらうなど有効活用してほしい」と話した。

 電源開発によると、発電所の建設を予定していたのは、同市沿岸部にある現行の発電所の隣接地。2006年まで関西電力高砂火力発電所があり、現在も関電が所有しているという。

 建て替え計画が持ち上がる以前に、高砂市の登幸人市長が、関電に新たな火力発電所の建設を要望した経緯がある。今回の計画断念について、市生活環境部は「民間事業者の計画なので、市としては何も言えない」としている。(切貫滋巨、広岡磨璃)

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