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「ふだんの舞台では、気の強い役が多いんです」と話す小西はるさん=東京都渋谷区
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「ふだんの舞台では、気の強い役が多いんです」と話す小西はるさん=東京都渋谷区
地域の魅力に気付く東播磨ちゃん(中央)。PR動画のシーン(東播磨県民局提供)
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地域の魅力に気付く東播磨ちゃん(中央)。PR動画のシーン(東播磨県民局提供)

 兵庫県の東播磨県民局が「炎上覚悟の自虐動画」として制作したPR動画。魅力的な神戸ちゃんや姫路ちゃんに比べ、地味で自信のない東播磨ちゃんのけなげな姿が、ネット上でも大きな話題になった。東播磨ちゃんを演じる女優小西はるさん(17)=大阪府=にインタビューすると、「おいしい食べ物がいっぱいあり、多くの人に知ってもらいたい場所」などと東播磨地域への思いや、撮影の裏話などを語ってくれた。

 ■初訪問は今年4月

 -東播磨地域の印象は。

 明石、加古川の地名は知っていたが、「東播磨」という名前は知らなかった。出演が決まってから調べたけど、神戸と姫路の間の狭い地域だと思っていた。

 東播磨を初めて訪れたのは今年4月中旬。加古川市内で家族らとキャンプをした。きれいな朝日に浮かび上がった街並みが忘れられない。

 明石焼は大阪市内で食べたことがあり、ファンになった。本場でも食べてみたい。撮影で知った焼き穴子や、かつめし、加古川和牛もおいしそう。何もない地域なんて日本にない。魅力がいっぱいある東播磨ちゃんが、おどおどする必要はない!

 ■配信停止寂しかった

 -「自虐」の表現について、どう思う。

 自虐的と受け止めず、成長物語と思って演じていた。配信停止を知り、「私、何か悪いことしたかな!?」と驚いたほど。もっと多くの人に見てほしかったのにと寂しかった。

 でも、捉え方はさまざまなので、明石市長からの苦情が「絶対に違う」とも思わない。

 東播磨ちゃんは、弱いように見えて強い心の持ち主。私も撮影当初、初めてのPR動画なので役柄と同じように自信がなかった。東播磨ちゃんと一緒に成長できたんじゃないかな。

 ■ダンスでこけそうに

 -撮影の思い出は。

 動画の収録は、大阪府内で2日間。動画冒頭のダンスは難易度が高かった。靴のヒールが高いため、こけそうになり、10回以上も撮り直した。

 地味さを演出するため、髪形はストレートに。衣装はアイドルグループのキャンディーズを意識したと聞き、うれしかった。リボンがいいでしょ。映像も、大好きなレトロな感じに仕上げてもらえた。

 ■大舞台で歌いたい

 -応援してくれる人に一言。

 「神戸ちゃん」や「姫路ちゃん」はスター性があるけれど、私は東播磨ちゃんを演じることができて良かった。

 動画が話題になったことで、東播磨地域に来る人は増えると思う。多くの人に遊びに来てもらえるよう、みなさんと一緒に地域を盛り上げたい。そしてアイドルグループ「HYOGO(兵庫)」として、大きな会場で歌ってみたい。いつか朝の連続ドラマにも出演したいな。(本田純一)

【東播磨ちゃん騒動】県東播磨県民局が管内(明石、加古川、高砂市、稲美、播磨町)をPRする動画を制作した。神戸、姫路、東播磨を3人のアイドルに見立てたユーモアたっぷりのストーリー。神戸、姫路に比べ観光資源に乏しい東播磨を自虐的に表現しつつも、「東播磨ちゃん」が徐々に自らの魅力に気付く姿を描いた。動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開すると、明石市の泉房穂市長が「(動画に描かれているほど)明石はマイナーではない」と県民局に苦情を伝え、動画が一時公開停止。こうした騒ぎも注目を集め、再開した動画にはアクセスが集中した。制作費は約500万円。

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