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銅板で飾り金具を制作する錺師の北角和久さん(右)。住民が間近で見守った=高砂市曽根町
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銅板で飾り金具を制作する錺師の北角和久さん(右)。住民が間近で見守った=高砂市曽根町

 兵庫県高砂市の曽根天満宮の秋祭りに向け、同市曽根町南之町地区の屋台に取り付ける装飾品などの制作が進んでいる。屋台は昨年、34年ぶりに新調したばかりで、今年は新たに飾り金具や漆塗りを施す。同地区の松村集会所で20日、職人が作業する様子が公開され、地域住民ら約60人が興味深げに見守った。

 新調された屋台は重さ約2トンで、緑色の布団屋根が特徴。昨年は白木造りのまま秋祭り本番を迎えたといい、毎年少しずつ制作を進める。作業の公開は屋台作りの過程について理解を深めてもらおうと、制作を担当する住民らが企画した。

 錺師の北角和久さん(49)=姫路市=は、実際に飾り金具を作る様子を披露。温めた薄さ約1ミリの銅板を、金づちとタガネを使ってほどよい力でたたき、鯉の絵柄を浮き上がらせた。金具は太鼓打ちが座る高欄の四隅に立つ「男柱」に取り付ける。

 塗師の砂川隆さん(45)=同市=は、屋台全体に施す漆塗りについて説明。表面がなめらかになるよう、8回も塗り重ねることを紹介したほか、漆を塗った後の組み木も見せた。

 近くに住む女性(38)は、祭りが大好きという息子(3)と見学。「職人さんの技があってこその屋台だと実感できた。屋台がどう変わるか楽しみ」と満足げだった。(小森有喜)

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