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江戸から昭和にかけての暮らしぶりがうかがえる旧宅の内部=高砂市高砂町今津町
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江戸から昭和にかけての暮らしぶりがうかがえる旧宅の内部=高砂市高砂町今津町
本瓦ぶきの屋根瓦に白壁が映える工楽松右衛門旧宅=高砂市高砂町今津町
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本瓦ぶきの屋根瓦に白壁が映える工楽松右衛門旧宅=高砂市高砂町今津町
幕末の頃の工楽家周辺の様子が分かる模型。堀川沿いに商家や蔵が並ぶ=高砂市高砂町今津町
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幕末の頃の工楽家周辺の様子が分かる模型。堀川沿いに商家や蔵が並ぶ=高砂市高砂町今津町
れんが造りのかまどや井戸がある炊事場=高砂市高砂町今津町
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れんが造りのかまどや井戸がある炊事場=高砂市高砂町今津町

 兵庫県高砂出身の江戸時代の発明家、工楽松右衛門ゆかりの旧宅内部(高砂市高砂町今津町)が31日、報道関係者に公開された。約20年空き家の状態が続き、老朽化が進んでいた建物が修復され生まれ変わった。江戸時代の外観に近づけ、内部は明治から昭和にかけて増改築された部屋などを復元。従来使われていた柱や、はりなどの構造材は極力残したという。一般公開は3日午後1時から。(小尾絵生)

 旧宅は江戸時代後期に建てられ、木造2階建て。2016年に市文化財に指定された。敷地面積652平方メートル、建築面積248平方メートル。1階は井戸や炊事場のほかに9部屋、2階は7部屋がある。

 土間の吹き抜けには、構造材に松などが使われ、木の湾曲が味わい深い趣を演出。れんが造りのかまどや、井戸なども見学できる。2階では版画家棟方志功らも訪れたとされる板敷き洋風の応接間があるほか、幕末期の工楽家周辺の様子が分かる模型などが展示されている。市教育委員会は「江戸時代の高砂の繁栄を象徴する建物。堀川の船着き場の遺構などと併せ、当時の暮らしぶりを感じて」とアピールする。

 今後、工楽家に残されていた古文書などの史料展示を充実させるほか、高砂染教室などのワークショップを企画する予定。松右衛門が開発した丈夫な帆布「松右衛門帆」を使ったかばん製品など、高砂ゆかりの土産物の販売も行う。

 3日午前11時から記念シンポジウムが高砂地区コミュニティセンター(高砂町北本町)で開催される。旧宅の見学は無料、無休。午前9時~午後6時。市産業振興課TEL079・443・9030

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