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開館を記念しテープカットを行う登幸人市長(左から3人目)ら=高砂市高砂町今津町
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開館を記念しテープカットを行う登幸人市長(左から3人目)ら=高砂市高砂町今津町
旧宅内部の炊事場を見学する参加者ら=高砂市高砂町今津町
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旧宅内部の炊事場を見学する参加者ら=高砂市高砂町今津町

 兵庫県高砂市の市指定文化財、工楽松右衛門旧宅(同市高砂町今津町)の一般公開が3日、始まった。約20年間空き家となっていたが、市が観光・文化の拠点として修繕保存工事を行った。記念式典には登幸人市長のほか、工楽家の子孫らも出席。開館直後から多くの市民らが見学に訪れた。(小尾絵生)

 工楽松右衛門は高砂出身の江戸時代の発明家。2016年、工楽家の子孫が旧宅の建物と土地を市に寄贈した。旧宅のある堀川周辺は、江戸から昭和期の歴史的建造物が残り、一帯が県の歴史的景観形成地区に指定されている。

 市は町歩き拠点として旧宅を活用するため、老朽化した建物を約1億4千万円かけて改修。旧宅前には乗用車14台分の駐車場とトイレを整備し、地中に埋まっていた舟の荷揚げ場や護岸石垣など、南堀川の港遺構2カ所を見学できるようにした。案内看板の設置などを含め、周辺整備にも約1億6千万円を投じた。

 式典で登市長は「初代工楽松右衛門は世のために生き、働いた人。教育や文化、観光に役立つ施設として活用したい」とあいさつ。8代目当主の工楽誠之助さん=奈良市=は「立派な建物が完成し、お礼を申し上げる。工楽松右衛門を顕彰する場にしてもらいたい」と述べた。

 旧宅を見学した高砂地区まちづくり協議会の濱田隆会長(72)は「傷みがひどかった建物が、よくここまでよみがえった。地元の人が高砂に誇りを持つきっかけになれば」と話した。

 無料。午前9時~午後6時。年中無休。旧宅TEL079・490・4790

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