東播

  • 印刷
動画一覧へ
頭に載せた皿でお灸をたき、厄をはらう参拝者ら=圓満寺
拡大
頭に載せた皿でお灸をたき、厄をはらう参拝者ら=圓満寺

 厄よけの「庚申大祭」が10日、兵庫県播磨町上野添2の圓満寺であった。頭の上に皿を載せてお灸をたく珍しい祈とうなどがあり、地域住民ら約50人が一心に無病息災、健康長寿を祈った。(小森有喜)

 同寺は弘法大師が開いたとされ、「庚申」と「聖観世音菩薩」を本尊とする。20年ほど前から、参拝者の無病息災を祈って毎年6月に執り行うようになった。

 「炮烙加持」と呼ぶ伝統行事は、参拝者が頭の上に直径25センチほどの陶器製の皿を載せ、その皿でモグサをたく。皿からじんわりと頭に熱が伝わり、体のけがれを清めるとともに、頭のツボを刺激することで体調を整える効果があるという。

 参拝者が頭に皿を載せた状態でじっとしていると、住職が「オン ディバ ヤキシャ」などと唱えながら、モグサに火を付けて回った。参拝者は火が消えるまで3分ほど、神妙な面持ちで目を閉じ、健康や長寿を祈っていた。

 このほか、同寺の住職ら10人が、経本をバラバラとめくる読経「転読」を続けた。600巻ある「大般若経」を木箱から取り出し、経の最初と真ん中、最後の数行を大声で唱えた後、手から手へと勢いよくページをくる動作を繰り返し、約30分読経を続けていた。

 加古川市の無職の男性(70)は「炮烙加持は思っていたより頭が熱くなって驚いた。今月生まれたばかりの孫と、妻の健康を祈りました」と話していた。

東播の最新
もっと見る

天気(10月17日)

  • 21℃
  • 17℃
  • 40%

  • 19℃
  • 13℃
  • 60%

  • 23℃
  • 17℃
  • 30%

  • 22℃
  • 15℃
  • 30%

お知らせ