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かつての自生地で再び葉を茂らせるハンゲショウ。まだ膝ほどの高さだ=稲美町
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かつての自生地で再び葉を茂らせるハンゲショウ。まだ膝ほどの高さだ=稲美町

 兵庫県稲美町北部のため池のそばで、約10年前から見られなくなったドクダミ科の多年草「ハンゲショウ」が、再び姿を見せている。この時期に葉が白くなることから、観光施設などに植えられ人気を集める一方、自生する湿地は減りつつあり、県内での希少性はCランク(環境省の準絶滅危惧相当)。地元の住民や植物愛好家は「懐かしい。大事にしないと」と喜んでいる。

 かつてこの場所には、ため池から水を引く水路を覆うようにハンゲショウが自生していた。ところが約10年前、コンクリートの水路が整備されると、ハンゲショウは見られなくなった。

 今年5月、地元の農家の男性(68)が、ため池沿いにある水路脇で、数十株が育っているのを見つけた。「子どものころからハンゲショウがあった場所。工事でどけた泥の中に根が残っていたのかな」と驚いたという。

 夏至から11日の「半夏生」(7月2日)を前に、葉が白くなってきた。男性は「貴重な自生地なので、草刈りをして成長を見守りたい」と話している。(吉田敦史)

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