東播

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大雨で増水した加古川=7日午後7時すぎ、加古川市加古川町大野付近の上空から下流を撮影
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大雨で増水した加古川=7日午後7時すぎ、加古川市加古川町大野付近の上空から下流を撮影

 西日本を中心とした記録的な大雨は、兵庫県東播地域にも被害をもたらした。2市2町に大雨特別警報は発令されなかったが、増水した加古川はいつ氾濫してもおかしくない状態である「氾濫危険水位」を超えた。同水準に達したのは2004年10月の台風23号時以来。加古川市では全人口の約6割、高砂市では約5割を対象に避難勧告が発令された。4市町でけが人はなかった。

 加古川の水位は7日午前11時40分ごろ、加古川市上荘町国包の観測所で、氾濫危険水位(4・7メートル)に到達し、同午後1時10分まで危険な状態が続いた。両市は流域の8万8713世帯、20万8606人を対象に避難勧告を発令。加古川市が小中学校に開設した避難所には計465人が避難。高砂市では計438人が避難した。

 加古川市では平荘町や八幡町で、少なくとも民家9棟に床下浸水被害があった。ほかの1市2町で住居への浸水被害はなかったが、各地で道路の冠水や通行止めが発生した。

 加古川市によると、7日午後、同市八幡町宗佐の店舗の敷地の一部が、隣接するため池側に崩落したとの通報があった。置いてあったコンテナが落下。当時、敷地内に人はいなかったという。雨で地盤が緩んだ影響とみられる。

 5日に姫路市大塩町で土砂崩れがあり、隣接する高砂市北浜町までの市道約800メートルが通行止めに。9日も車両通行止めが続いていた。(まとめ・切貫滋巨)

■土色の水、加古川河川敷覆う

 7日の豪雨で増水した加古川の様子を、加古川市の岡本篤さん(43)が、小型無人航空機「ドローン」で上空から撮影した。土色の水が河川敷や中州を埋め、両岸の道路に迫っている様子が確認できる。

 岡本さん宅は左岸の堤防近くにあり、自宅からドローンを飛ばして川の中心部の上空約100メートルから撮影した。同日の加古川は同市上荘町国包の水位観測所で、氾濫危険水位に達していた。岡本さんは「今回ばかりは氾濫するかもしれないと感じた」と話し、家族や友人に避難を呼び掛けたという。(広岡磨璃)

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