東播

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 1968年に西日本一帯で起きた食品公害「カネミ油症」の被害者らが12月1日、兵庫県高砂市高砂町朝日町1の市文化保健センターで「カネミ油症事件から50年-いまPCB処理はどうなっているのか」と題した集会を開く。被害者約10人が子どもや孫への影響など今日に続く被害の実態を訴え、救済を求める。

 米ぬか油「ライスオイル」の製造工程で、ポリ塩化ビフェニール(PCB)や猛毒のダイオキシン類が混入し、食べた人の皮膚や内臓などに疾患が生じた。PCBは、高砂市のカネカ高砂工業所で製造された。厚生労働省によると患者認定数は、故人を含め今年3月末時点で累計2322人。

 集会は、カネミ油症被害者支援センターなどが主催。ルポライターの鎌田慧さんが「有害物質による被害者救済の道すじについて」をテーマに講演。続いて被害者が壇上に立ち、被害者の子どもたちにも内臓疾患が現れている実態などを語る。PCB処理の現状についても報告する。

 被害者の男性(54)=大阪府=は「子どもたちに明らかな影響が現れているのに、なかなか国に認定されない。課題を、次世代にどうやって引き継ぐのか考えたい」と話す。

 午後1時半~同4時。資料代500円。定員70人(先着順)。集会に先立ち午前10時ごろからPCBに汚染された土が埋められた盛り土を見学する。

 いずれも申し込み不要。カネミ油症被害者支援センター事務局の伊勢さんTEL090・9321・8607

(本田純一)

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