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 兵庫県加古川市立小、中学校計40校で2017年度の不登校の児童生徒は277人に上り、3年連続で増加していることが5日、分かった。同市教育委員会によると、全国的にも同様の傾向といい、「スマートフォンの普及によるSNS(会員制交流サイト)でのトラブル増などが要因として考えられる」とした。(切貫滋巨)

 同日の市議会一般質問で、市教委が明らかにした。全児童・生徒に占める不登校の割合は小学校が0・46%、中学校が2・89%で、どちらも全国や県内の平均を下回っている。

 年度間に30日以上欠席する長期欠席者は不登校のほか、病気、経済的理由、いずれにも含まれない「その他」に分けられる。同市の17年度の不登校者数は、小学校(全28校)が67人、中学校(全12校)が210人。小学校は4年連続の増加で、中学校は4年ぶりに200人を超えた。12年度は小学校は33人、中学校は117人だったが、13年度以降は増加傾向が続いている。

 一方で登校はするものの、教室に通えない「別室登校」は中学校で112人。さまざまな理由で15~29日間欠席する児童生徒も小中で329人いたという。

 同市の不登校者数は1997年度がピーク(小中で393人)で、割合では全国平均を上回った。その後、対策によって減少した経緯がある。

 市教委は「スマホのゲームに夢中になり、昼夜逆転の生活で朝起きられない子もいる」とする。現在、福祉の専門家として学校と連携する「スクールソーシャルワーカー」の配置を進めており、19年度からは全中学校区に配置。家庭を含めた支援を強化するという。

 兵庫県全体では17年度の不登校の割合は、小学校で0・52%(全国0・55%)、中学校で3・63%(同3・38%)だった。

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