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絵本「わすれたって、いいんだよ」を朗読する高砂市立鹿島中1年の西村桜花さん(左)=加古川総合保健センター
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絵本「わすれたって、いいんだよ」を朗読する高砂市立鹿島中1年の西村桜花さん(左)=加古川総合保健センター
「よだかの星」を読む声優の速水奨さん=加古川総合保健センター
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「よだかの星」を読む声優の速水奨さん=加古川総合保健センター

 認知症高齢者が登場する絵本を読む「誰もが安心して暮らせるまちづくりを考える朗読会」が9日、兵庫県加古川市加古川町篠原町の加古川総合保健センターであった。中高生や市民ボランティア、高砂市出身の声優速水奨さん(60)が情感たっぷりに読み上げ、観客約300人が認知症への理解を深めた。(小森有喜)

 市民グループ「つなぐ手と手~広げようやさしいまちづくり~の会」と「加古川認知症の人と家族、サポーターの会」が企画。これまで、認知症をテーマに映画上映会やシンポジウムを開催してきたが、子どもや子育て世代にも知ってもらおうと、初めて絵本の朗読会を催した。

 取り上げた絵本は5冊。稲美町の朗読ボランティア「せせらぎ」の中谷範之さん(70)は、認知症の祖母を孫の目線で描いた絵本「ばあばは、だいじょうぶ」を朗読。得意だった編み物ができなくなったり、急須にお茶の葉と間違えて枯れ葉を入れたりと、祖母の変わりように孫はショックを受けるが、次第に祖母に寄り添い、気に掛けるようになる。

 播磨南高校(播磨町)放送部1年の濱口龍斗さん(15)は「おもいでをなくしたおばあちゃん」を朗読。「若い人にも認知症に関心を持ってほしいと、心を込めて読んだ」と振り返った。

 高砂市出身でアニメ「ドラゴンボールZ」など数多くの作品に出演している声優の速水さんも登壇し、宮沢賢治作の「よだかの星」を読み上げた。会場で聞き入っていた女性会社員(25)=加古川市=は「家族がもし認知症になっても、寄り添って支えてあげたいと思った」と話していた。

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