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 100歳まで長生きした場合、どれくらいのお金が必要なのか。兵庫県姫路市のファイナンシャルプランナー外川裕一さん(46)は「退職後の65歳からと考えると、夫婦でざっと1億円」と試算する。平均余命までとの場合に比べ、3千万円は多くかかる計算だ。

 老後の生活費(医療費を含む)には、1カ月当たり夫婦で最低22万円、35年で約9200万円。旅行や外食などゆとりある生活には月34・9万円が必要になる。単身者の場合は、おおむね7割が目安。これに加え、墓と葬儀の費用を生前に用立てる場合は、平均約350万円かかる。

 不確定要素が多いのが介護費だ。例えば要介護3の場合、訪問介護や通所リハビリを組み合わせると、週末を家族が介護しても介護保険の支給限度額を超え、月6万円の自己負担がかかるという試算がある。

 勤続40年の会社員と専業主婦のモデル世帯は、月22万円の公的年金。外川さんは「年金と1千万円の退職金だけで老後を過ごすのは無理」と断言する。自己資金が必要だが、低金利時代で「ためて増やす」が望めない。

 現在のマネープランは女性の平均寿命である87歳を“ゴール”とするのが一般的。だが、今65歳の夫婦のうち、少なくともどちらかが90歳に達する確率は6割を超える。外川さんは「『長生きリスク』という言葉もある。100歳というと先すぎてぴんとこない人も多いが、90歳に備えるのは現実的な目安になりつつある」と話す。(広岡磨璃)

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