東播

  • 印刷
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 エンディングノートが広まったのは10年ほど前からという。一般社団法人「生前整理普及協会」(名古屋市)は、子どもと別居し高齢者だけの世帯が増えたため、葬儀のあり方や相続などについて、伝える機会が減っていることが背景にあると見る。

 遺言のような法的な拘束力はないが、家族への感謝の言葉や葬式の希望などを自由に記載すればいい。

 例えば、自分史▽家族・友人らへのメッセージ▽葬儀への希望▽参列してほしい人の連絡先▽墓をどうするか▽預貯金や有価証券、不動産などの財産の詳細▽加入している保険の種類▽病気の告知や介護、延命治療の希望-など。

 生前整理アドバイザーの後藤恵子さんは「ノートを書いたことをちゃんと家族に伝えることも大切」と話す。書店で多彩なエンディングノートが販売されており、無料で配布している葬儀業者もある。インターネット上で、無料でダウンロードできるものもある。

 銀行の暗証番号など個人情報を記述する欄もあり、ノートの管理には注意が必要。昨春から執筆を続ける兵庫県加古川市の男性(66)は「資産や葬儀に関する項目は、考え込んでしまい、なかなか進まなかった。一度にすべてを書くのではなく、思い出などの書きやすい部分から手を付けてみては」とアドバイスする。

 エンディングノートの書き方を学ぶ講座は各地で開催。高齢者大学の講座や行政の消費者セミナーなどでも企画されている。(本田純一)

東播の最新
もっと見る

天気(8月21日)

  • 31℃
  • 27℃
  • 30%

  • 29℃
  • 25℃
  • 50%

  • 33℃
  • 26℃
  • 30%

  • 33℃
  • 26℃
  • 30%

お知らせ