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食パン専門店「本多」を創業した本多弘幸さん(左)と、高砂宝殿店の代表砂川仁史さん=高砂市米田町島
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食パン専門店「本多」を創業した本多弘幸さん(左)と、高砂宝殿店の代表砂川仁史さん=高砂市米田町島

 食パン専門店「本多」(本社・兵庫県高砂市)が昨年12月、高砂市米田町島に支店を出した。同市出身の本多弘幸さん(55)=同市=が建設業を営む傍ら、食パン好きが高じて2017年に創業。今では行列のできる店になり、加古川市や大阪市などに計5店舗を構える。「高砂発祥の食パンを、全国で味わってもらいたい」と夢を膨らませる。(本田純一)

 本多さんは子どもの頃からパン好き。父親から建設業の経営を引き継いだ後も、おいしいパンを求め全国の50店以上を食べ歩いた。パンを食べるためだけに静岡の店まで足を運んだこともあった。

 ところが好みの味が見つからず、自分で作ろうと4年前に一念発起。パン作りの経験がなかったため、テレビ番組で知った名古屋市内のパン職人に協力を求めた。「4カ月間、高砂と名古屋を往復して試行錯誤を繰り返した。食べ過ぎて10キロ太った」と本多さん。パンのやわらかさを巡って職人と口論したり、建設業の事務所でも試作品を食べたりしながら、2種類の食パンを完成させた。

 こだわったのは、飽きがこない味。主力の「雅」(1本864円)は、デザートに使われるクリームチーズのマスカルポーネを混ぜた。また姫路城をイメージした「白鷺」(同1080円)は、低温で耳を白く焼き上げた。

 本業はあくまでも建設業だが「好きなパン作りに打ち込めて幸せ。室内の湿度や温度、焼き加減など、どうしたら新しい味が生まれるか、つい考えてしまう」と笑う。

 近く南あわじ市や三重県松阪市などに新しい店を出し、将来は関東地方への進出も考えているという。本多さんは「おいしいパンを食べる幸せを、全国の人に届けたい」と話している。

 午前11時~午後7時。本多高砂宝殿店TEL079・440・7771

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