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敷地を拡大し、ポンプ2台を増設した「島の川ポンプ場」=高砂市曽根町
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敷地を拡大し、ポンプ2台を増設した「島の川ポンプ場」=高砂市曽根町

 兵庫県高砂市は豪雨による浸水対策として、同市曽根町にある「島の川ポンプ場」にポンプ2台を増設した。付近の住宅街は2011年の台風12号で用水路から雨水があふれ、広範囲で浸水。今回の増設で排水能力は2倍以上になったという。市は、11年の台風時と同程度の雨量(1時間当たり87ミリ)でも浸水被害が起きないよう22年度まで浸水対策を続ける。(本田純一)

 雨水ポンプ場は市内に9カ所あり、用水路を通じて雨水が集まる。雨水が多くなると、スクリューなどで自動的に河川に押し流す役割がある。

 11年9月の台風12号で、曽根や米田地区などを中心に住宅の浸水被害が続発。床上浸水625棟、床下浸水2902棟という大きな被害が発生した。島の川ポンプ場、荒井ポンプ場(荒井町)、鹿島第2ポンプ場(曽根町)などで雨水を近くの川に排水しきれなくなったのが要因という。

 島の川ポンプ場は1986年に建設され、主に曽根地区中部の雨水を処理。今回の増設でポンプは計4台になり、敷地も415平方メートルから915平方メートルに拡大した。総事業費は約4億5500万円。

 市は治水対策を最重点施策と位置付け、12年度から対策に着手。これまでに5カ所のポンプ場で増設工事を行い、「中島」(中島2)と「間の川」(米田町塩市)の2カ所を新設した。今後、高砂浄化センター(高砂町南材木町)で雨水ポンプを増設する。

 また市は、下流域の治水対策として高潮の被害を防ぐ松村川排水機場(曽根町)の設置工事も進めている。市治水対策室は「ポンプ場周辺の雨水管の拡張工事にも取り組んでおり、速やかに市民が安心できる環境を整えたい」としている。

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