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真っ黒に焦げた組み木の上を渡る参拝者ら=鶴林寺
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真っ黒に焦げた組み木の上を渡る参拝者ら=鶴林寺

 兵庫県加古川市の古刹・鶴林寺で24日、同寺ゆかりの聖徳太子をしのぶ伝統行事「太子会式」が最終日を迎えた。残り火がくすぶる木の上をはだしで歩く「火渡りの儀」があり、挑戦した参拝客は熱さに顔をゆがめながらも、無病息災などを願って歩を進めた。

 太子会式は聖徳太子の命日に合わせ、22日から3日間開かれた。24日の「採灯大護摩供」では、山伏姿の行者ら約30人が、般若心経を唱えながら境内の堂を巡り、行者堂前で護摩を勢いよく燃やした。

 続いて護摩を燃やした直後の組み木が約8メートルに渡って地面に並べられ、参拝者約300人が火渡りの儀に挑んだ。合掌して神妙な面持ちで歩む人のほか、あまりの熱さに跳ぶように渡る人もいた。市内の実家に帰省している会社員男性(33)=京都府=と歩いた長女(7)は、目に涙を浮かべながらも渡り切った。「願い事をするのを忘れるぐらい、すごく熱かった」と話していた。(小森有喜)

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