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遊歩道やあずまやが修復された「いなみ野万葉の森」=稲美町国安
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遊歩道やあずまやが修復された「いなみ野万葉の森」=稲美町国安

 万葉集に歌われた草花や歌碑がある兵庫県稲美町国安の日本庭園「いなみ野万葉の森」が開園30周年を迎え、31日、近くのふれあい交流館で記念式典があった。記念事業として庭園入り口に「数寄屋門」が建てられたほか、園内のあずまやや散策道が整備された。

 万葉集で多くの地名が登場する稲美町を発信しようと同町出身の国文学者、故中嶋信太郎さんが提案し、1988年5月に町が庭園を整備した。町立稲美中央公園内にあり、広さは約9千平方メートル。万葉集の六つの歌碑があり、カタクリやオミナエシなど約50種類の植物が四季を彩る。

 30周年に合わせ、町が瓦ぶきの数寄屋門(高さ約3メートル)を完成させ、傷んでいたあずまやの屋根や遊歩道も修復。園内を歩いた町民らは「万葉集の時代にタイムスリップしたみたい」と目を細めていた。

 記念式典では童歌コンサートがあり、約100人が参加した。庭園を管理するNPO法人「いなみ野万葉の森の会」の鷲野隆夫理事長(79)は「いつまでも森が生い茂り、心静かでいられる場所であってほしい」と話していた。

 午前9時半~午後4時(6月末まで)。月曜休園。無料。万葉の森TEL079・492・3770

(本田純一)

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