東播

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工楽松右衛門旧宅に設けられた新元号を記念するコーナー=高砂市高砂町今津町
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工楽松右衛門旧宅に設けられた新元号を記念するコーナー=高砂市高砂町今津町

 新元号が発表された1日、兵庫県東播地域の住民らも新時代に心を躍らせ、神社の宮司らは新元号「令和」の意味をかみしめた。同県高砂市では過去の元号をパネル展示して来場者を楽しませる施設もあった。

 皇室とのゆかりが深いという同県加古川市加古川町大野の日岡神社。日岡幾朗宮司(77)は新元号について「平和を願って活動されてきた今上天皇の思いを成就しようという意味も込められている」と推し量った。

 同神社では来年、東播磨の神社が持ち回りで続ける「国恩祭」がある。記念事業として年内に旧社務所の改装などが完了。「令和元年に合わせたいい記念。節目の出来事として覚えてもらえる」と喜んだ。

 同神社にお参りにきた市内の女性会社員(49)は「聞いたばかりでまだ慣れないけど、落ち着いた感じの響き」と話した。

 高砂市高砂町の古民家「工楽松右衛門旧宅」では新元号発表後、「令和」と記したパネルを掲げた。

 「大化」から「平成」まで247の元号を書き出し、その中から三つの間違いを探す難解なクイズを実施。「元号はいくつあった?」「平成、昭和の意味は?」など九つの豆知識を紹介するコーナーもつくった。パネル掲示を見て新元号を知った人もおり、同市の保育士女性(58)は「現代らしい元号。どんな時代になるか楽しみ」と笑顔を見せた。

 神戸新聞社は号外を発行。JR加古川駅前で午後1時から配布。初めて知った人らが驚きの声を上げ、「孫に見せたい」と言って持ち帰る人らもいた。

 一方で、新元号を冷静に見詰める人たちもいる。市民団体「脱原発はりまアクション」共同代表の菅野逸雄さん(69)=加古川市=は元号制度に反対し、「戦争で多くの若者たちが『天皇陛下万歳』と言って亡くなっていった。天皇制に疑問があるので元号を使わない」と話した。

 テレビや新聞で特集が続くが、「『新しい時代』と言われても市民生活や社会が急に変わるわけではない。連日のニュースに違和感がある」と首をかしげた。(本田純一、若林幹夫、小森有喜)

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