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初当選を決め、万歳して喜ぶ松本裕一氏(中央)=7日午後10時47分、加古川市加古川町北在家
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初当選を決め、万歳して喜ぶ松本裕一氏(中央)=7日午後10時47分、加古川市加古川町北在家

 兵庫県議選が7日投開票され、加古川市選挙区(定数4)では公認候補を1人に絞り込んだ自民の新人、松本裕一氏(49)が初当選を果たした。無所属の迎山志保氏(43)は3選、公明の岸本一尚氏(58)は4選、前回維新として初の議席を得た掘井健智氏(52)も再選を決め、現職の強みを発揮した。共産新人の山川博氏(74)は、党として悲願の議席奪回を目指したが、届かなかった。投票率は34・84%と過去最低。(統一選取材班)

 自民の底力を見せつけた。市議から転身の新人松本裕一氏が着実に支持を広げて初当選した。7期のベテラン釜谷研造氏(87)の引退表明を受け、12年ぶりに唯一の自民系候補となり、党の力を結集した。

 当確の一報が入ると、選挙活動を支えた支持者らとがっちりと握手し、花束や祝いダイを受け取った。「選んでもらった責任の重さを胸に全力を尽くす」と上気した表情で語った。

 決して平たんな道のりではなかった。打診を受けたのは、市議3期目の途中。市議会で中心となって立ち上げた新会派が存在感を発揮し始めた頃だった。悩んだ末、「このまちのために」と立候補を決意した。

 だが昨秋、後援会を引き継いだ後も釜谷氏が正式に引退を公表せず、年が明けても構図が定まらなかった。多くの関係者らは、2候補のうち1人が落選した前回選挙を思い起こし、危機感を強めた。

 告示直前、釜谷氏が意向を明らかにし、ようやく一本化が確定。選挙戦では、知名度不足を解消するために奔走。市議や渡海紀三朗衆院議員らと各地で演説会を開き、支持の輪を徐々に広げた。「子育て支援などで自治体が競争を強いられるのはおかしい。国と県、市の役割を整理し、地域に必要なことを進める」と、市議時代に感じた疑問を説得力のある言葉で訴えた。

 市会から県会へ。新たなステージを見据え、「一人でも多くの声を行政に届ける。今日がスタートだ」と力強く抱負を述べた。

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