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準決勝で作った花束を手にする日坂明広さん=加古川市加古川町寺家町
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準決勝で作った花束を手にする日坂明広さん=加古川市加古川町寺家町
予選に出品した日坂さんの作品(日坂さん提供)
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予選に出品した日坂さんの作品(日坂さん提供)

 フラワーデザインの全国コンテスト「2019ジャパンカップ」で、兵庫県加古川市加古川町寺家町の生花店「ブロッサム」を経営する日坂明広さん(56)が、3年ぶり7度目の日本一に輝いた。独創的なアイデアや美しさが高く評価された。「前向きな気持ちを失わず、チャレンジし続けたことが結果につながった」と喜んでいる。

 コンテストは、全国の生花店などが加盟する一般社団法人JFTD(東京)が毎年催し、技術やアイデアを競う。今年は4月12日に大阪市北区であり、地方大会の上位者ら93人が挑戦した。

 展示作品を持ち込む予選を突破すると、テーマに沿った花束などを会場で作る準決勝、決勝に進み、合計点で総合優勝が決まる。日坂さんは予選と準決勝で1位を獲得し、栄冠を手にした。

 予選は、高さ約2・4メートルの土台の側面に、白い花を敷き詰めた作品で挑んだ。土台のそばに、木の枝を差したつぼを浮いているように配置し、枝にバラやダリア、ランなど色とりどりの花約150本を差した。「不思議なつくりで目を引き、花の美しさや構造の面白さを楽しんでもらおうと思った」と日坂さん。

 準決勝では用意された花や花器を使い、舞台上で一斉に花束を制作した。花の美しさはもちろん、茎の見え方や、崩れないようしっかり結べているかなどを細かく審査された。さらに決勝は、曲がった金属パイプに花を置き、高さ約2メートルの「天の川」をイメージした作品で挑んだ。

 花束作りが苦手という日坂さん。「ちょっとした配置の違いで、出来栄えが変わってしまう」。弱点を克服するため、店で客に頼まれた一つ一つをコンテスト本番と思いながら、緊張感を持って臨んできた。

 「花屋では毎日毎日、発想力やデザイン力が問われる。お客さんの要望にプラスアルファをするのが仕事」と日坂さん。コンテストの結果は店の業務に反映させるという。

 2人の息子も一緒に店で働く。日坂さんは「仕事を息子たちに引き継ぎつつ、自分がどこまでできるのか挑み続けたい。いつか親子でコンテスト決勝の舞台に立つのが夢」と目を輝かせた。(本田純一)

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