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 兵庫県加古川市は20日、4月1日時点で認可保育所や認定こども園などに入れない「待機児童」が46人となり、4年ぶりに前年を上回ったことを明らかにした。これまで保育施設の受け入れ枠(定員)の拡大によって順調に減少させてきたが、利用申込数が予想を上回って伸びたといい、再び増加に転じた。市は10月から始まる幼児教育・保育の無償化の影響もあるとみている。

 同日にあった市議会常任委員会で市側が答弁した。同市の待機児童数は15年4月に県内市町で最多の252人に。16年(140人)は県内3番目、17年(77人)は7番目に多かった。昨年はピーク時の1割以下の17人にまで減っていた。

 市によると、市内の未就学児の総数は減っているが、働く女性が増えているため、保育ニーズは伸び続けている。今春、市内の認可保育所など計70施設への利用申込者は5440人(前年比240人増)で、過去最多を更新した。一方で全施設の総定員は5441人(同72人増)。申込者数と定員はほぼ同数だが、一部で保護者の希望など利用ニーズとずれがあるという。

 また「特定の施設を希望する」など国の基準では待機児童に該当しない「潜在的な待機児童」も129人おり、合わせると申込者のうち約3・2%に当たる175人(同78人増)が入所できなかった。

 市は本年度、0~2歳児対象の小規模施設の整備とともに、0~5歳児対象の既存施設の定員増も検討している。(切貫滋巨)

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