親子向けイベント「赤ちゃんフェスティバル」が31日、加古川市立日岡山体育館(兵庫県加古川市神野町日岡苑)で開かれた。7カ月から1歳7カ月の赤ちゃん約120人が「ハイハイ・よちよちレース」に参加。一生懸命進んだり、泣いたりする姿に、会場全体がほんわかムードに包まれた。(広岡磨璃)
保護者同士の交流などを目的に、加古川市の委託を受け、NPO法人「子育てサポート☆きらりing」(同市)が開いた。昨年まで「赤ちゃんオリンピック」としてレースが中心だったが、今年は写真撮影コーナーやヨガなど、自由に参加できる催しを増やした。
レースは月齢の小さい順に4グループに分かれ、10人一組で2~6メートルの距離を競った。スタートの合図とともに母親らがゴールに回って、おもちゃやキーホルダーをかざしながら、わが子を呼び寄せた。
まっしぐらにゴールにダッシュする子もいれば、泣き叫んで一歩も動かない子、障害物のペットボトルで遊んでしまう子など、それぞれのかわいらしさが会場の笑みを誘った。
1等賞になった喜多伸介ちゃん(11カ月)の母優子さん(37)=同市=は「末っ子で、兄2人にもまれてたくましく育っている。今日もいつも通り元気で頑張ってくれた」と喜んだ。
