兵庫県加古川市教育委員会の定例会議が13日、同市役所であり、市立小中学校の適正な学級数などについての考え方を盛り込んだ基本方針案をまとめた。案では、児童生徒の減少が続く北部の両荘、神吉、山手、志方の4中学校区の一部の小中学校について、統合や小中一貫校の導入などを選択肢とする規模の適正化を検討する必要があるとした。
「学校規模適正化及び適正配置に関する基本方針案」で、北部地域を対象に行ったオープンミーティングなどで出た意見を踏まえて作成した。18日から7月17日まで市民から意見を募り、8月ごろの基本方針策定を目指す。