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東播2市2町で最高路線価となった「加古川駅南広場」。4年連続で上昇した=加古川市加古川町篠原町
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東播2市2町で最高路線価となった「加古川駅南広場」。4年連続で上昇した=加古川市加古川町篠原町

 国税庁が1日、2019年分(1月1日時点)の路線価を公表した。東播2市2町を管轄する加古川税務署管内の最高路線価は、JR加古川駅前の「加古川駅南広場」(兵庫県加古川市加古川町篠原町)の1平方メートル当たり25万円。前年分の24万5千円から2%上昇した。4年連続の上昇で、周辺で新たなホテルの開業が予定されるなど、利便性向上への期待が高まっているとみられる。(切貫滋巨)

 東播4市町で同駅南広場が最高となるのは6年連続。同署管内の最高路線価は、現在の評価方法となった1992年から2015年まで下落と横ばいを繰り返した。対象は14年に同駅近くの商店街「ベルデモール加古川」から同駅南広場に代わり、3年前からは上昇が続く。価格は、ベルデモールが最高路線価だった08、09年の水準まで回復した。

 加古川駅周辺では、17年に商業施設「ニッケパークタウン」(同市加古川町寺家町)が大規模改装を完了。現在、JAビルの移転先として、ビジネスホテルなどが入る予定の新ビルの建設も進んでいる。駅前商業施設の店でつくる「カピル21専門店会」の大村慎太郎理事長(57)は「少しずつではあるが、まちが変わり始めている。商業施設と商店街が連携を強める動きもあり、この機を逃さず盛り上げたい」と話す。

 だが同駅南広場の路線価は、県内21税務署の最高路線価のうち価格では12位。前年比で上昇した14署のうち、上昇率でも12位にとどまり、駅前の再開発が進んでいる近隣の同県姫路市や同県明石市とは大きく水をあけられている。不動産会社「不動産流通センター」(加古川市)の仲上常幸社長(71)は「駅に近い便利な場所に住みたい、という需要は徐々に大きくなっている」と上昇の背景を解説する一方で、「例えば市南部の取引価格はまだ下落傾向。駅から離れた場所は需要が少なく、人口減を考えると将来的にも大幅な回復は考えにくい」と話している。

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