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放送コンテスト県大会5部門の優勝を喜ぶ東播磨高校放送部の部員たち=稲美町中一色
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放送コンテスト県大会5部門の優勝を喜ぶ東播磨高校放送部の部員たち=稲美町中一色

 東播磨高校放送部(兵庫県稲美町中一色)が、6月に神戸市であったNHK杯全国高校放送コンテスト県大会で、7部門のうち5部門で優勝した。創部以来初の快挙で、部員たちはずらりと並ぶ優勝カップに喜び、全国大会に向けて意欲を燃やしている。(本田純一)

 大会には県内の125校が参加。東播磨高校は、朗読▽ラジオドキュメント▽テレビドキュメント▽創作ラジオドラマ▽研究発表の各部門で優勝し、総合成績も3年連続の優勝となった。

 部員27人がグループや個人に分かれて7部門にエントリー、昨年12月から番組制作や朗読の練習に励んできた。

 朗読部門は20年ぶりの優勝。同部部長で2年生の藤原菜々美さん(16)=加古川市=が573人の頂点に立った。指定された本の一部分を選び、2分間朗読。藤原さんが選んだのは「羊と鋼の森」(文春文庫)。「感情を込め、涙声も表現できた。まさか優勝できるとは思わなかった。全国でも決勝の舞台に立ちたい」と満面の笑みを見せた。

 ラジオドキュメント部門は4年連続の栄冠。同校野球部の監督と、監督の息子で期待のエースだった卒業生の3年間を、インタビューとナレーションで7分間の番組にまとめた。部員5人で制作。代表で3年の大館燎太さん(17)=加古川市=は「周囲の期待や試合で負けたときの選手の悔しさ、そして親子の絆を描けた」と満足そうだった。

 部員たちの健闘ぶりに、顧問の大江真理教諭(55)は「生徒たちは自主練習を重ねるうちに、自分たちが兵庫県の高校放送部を引っ張るという意識が芽生えた。全国でもいい結果を残してほしい」と話した。

 全国大会は22~25日、東京都渋谷区のNHKホールなどで開かれる。

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