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認知症の関連書籍を集め「オレンジ文庫」を開設した加古川元気会の吉田正巳さん(左から2人目)ら=加古川市野口町長砂
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認知症の関連書籍を集め「オレンジ文庫」を開設した加古川元気会の吉田正巳さん(左から2人目)ら=加古川市野口町長砂

 認知症への理解を深めてもらおうと、兵庫県加古川市野口町長砂の社会福祉法人「はりま福祉会」が1日、施設の一画に、関連書籍を集めた「オレンジ文庫」を設けた。市民団体「加古川認知症の人と家族、サポーターの会(加古川元気会)」と共同運営し、認知症当事者や家族の手記など約250冊を無料で閲覧、貸し出しする。(広岡磨璃)

 これまで元気会の会員同士で本を貸し借りしていたが、地域住民とも知識を共有し、認知症の人が暮らしやすい社会への一歩にしようと、文庫を開設。名称は、認知症支援のイメージカラーと、図書館より身近な語感の「文庫」を組み合わせた。隣に喫茶コーナー(有料)があり、じっくりと本を読める。

 蔵書は、会員を含む介護者や認知症当事者が執筆した本や、ケアや受容についての指南書、コミックエッセーなど多岐にわたる。学会誌や男性介護者の手記など一般には流通していない貴重な資料も並ぶ。

 元気会の吉田正巳会長(74)は「かつては専門書や、お先真っ暗に思える内容が多かったが、最近は本人と家族が穏やかに暮らせるよう書かれた本が増えている」と話し、認知症への偏見を少しでも減らしたいと願う。

 テレビ番組を録画したDVD約100枚や、大量の新聞記事スクラップもそろう。DVDは文庫で見ることもできる。お薦めの本を紹介し合う交流ボードや、ノートも置く。

 午前10時~午後3時。はりま福祉会TEL079・421・7156

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