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盗まれたアライグマ捕獲用の檻が設置されていた場所。右側の大型檻はイノシシ用=加古川市志方町広尾(広尾東町内会提供)
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盗まれたアライグマ捕獲用の檻が設置されていた場所。右側の大型檻はイノシシ用=加古川市志方町広尾(広尾東町内会提供)
盗まれたものと同じタイプの檻。目印のため一部が赤く塗装されている
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盗まれたものと同じタイプの檻。目印のため一部が赤く塗装されている

 兵庫県加古川市北部で、山中に設置されたアライグマなどを捕獲する檻に、盗難やいたずらとみられる被害が相次いでいる。地元猟友会の関係者らは加古川署に被害届を提出したといい、「農家を困らせる有害鳥獣の被害を減らすため、地域で協力して取り組んでいるのに許せない」と憤っている。

 猟友会加古川西支部の事務局を務める橋本仁志さん(71)によると、9月12日、志方町広尾の山中に設置していた、アライグマ捕獲用の檻がなくなっているのが確認された。

 地元の広尾東町内会が所有する檻の一つで、小動物が中に入り、餌を引っ張ると扉が閉まる仕組み。高さ約40センチ、幅約40センチ、奥行き約80センチ、重さ約10キロ。1人でも持ち運びでき、何者かが車で持ち去った可能性が高いという。

 檻はアライグマによる農作物被害が増えたことを受け、5年ほど前から一つ約1万8千円で購入し、設置を始めた。盗まれた檻は今年4月から、現場の山中にイノシシ捕獲用の檻と並べて設置。直後にはアライグマ2頭を捕獲するなど実績が上がっていた。

 被害はこれだけではない。7月には同じ檻で、竹を使って扉が閉まらないように細工されているのが見つかった。また1月には、平荘町で別の猟友会会員が仕掛けたイノシシを捕獲する「くくり罠」2個がなくなったり、罠のワイヤロープが切断されたりする被害などがあったという。

 広尾東町内会の朝田重己会長は「イノシシもアライグマも捕獲数が増え、効果を実感し始めていたところなのに」と悔しがる。盗まれた檻の一部には目印のための赤のペンキが塗ってあるといい、橋本さんは「これ以上の妨害行為を防ぐために、見かけた人は警察に届けてほしい」と呼び掛けている。(切貫滋巨)

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