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新しい布団屋台が完成し、勇壮な練りを披露する南之町地区の氏子=曽根天満宮
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新しい布団屋台が完成し、勇壮な練りを披露する南之町地区の氏子=曽根天満宮

 兵庫県高砂市曽根町の曽根天満宮の秋祭りを前に、同町の南之町地区が、新しい屋台を完成させた。3年がかりで製作を進めた布団屋台。13、14日の宵宮、本宮で勇壮な練りを披露する。(小森有喜)

 両日には10地区の布団屋台が参加。南之町地区の屋台は代々、「曽根の松」を表した緑色の布団が特徴的だ。2017年、34年ぶりに屋台そのものを新調。昨年は屋台の白木に漆を塗り、今年は飾り金具を取り付けて完成を迎えた。

 「地域性のある装飾にしたい」という氏子らの思いから、飾り金具には、曽根天満宮をモチーフにしたものが多い。乗り子が座る「高欄」には、境内にかかる橋の欄干と同じ文様が施され、屋根には神社本殿と同様に打ち出の小槌などの彫刻が輝く。

 6日は天満宮でお披露目と安全祈願祭があり、神事の後、氏子の男性約100人が重さ約2トンの屋台を担ぎ、「ヨーイヤサー」の掛け声とともに境内で練りや差しを披露した。祭り当日は間近で見物するのが難しい地元の高齢者や障害者ら約150人を招待。大きな拍手と歓声が響いた。

 屋台の仕切り役である「清書元」を務める佐藤泰正さん(56)は「近くで屋台を見てもらえてよかった。秋祭り本番も豪快に練りたい」と意気盛んだった。

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